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アダルトチルドレンの相談

心の奥底にある「孤独感」「虚無感」がどうしても取れないんです・・・ 「アダルトチルドレン」や「毒親」といったタイトルの様々な本を読み、何人かからカウンセリングやコーチングも受けました。それにより少しづつは理解も深まり、多少は回復したのかもしれない。しかし・・・

また直ぐに気持ちが闇の方に引っ張られてしまうんです。


この様な声を多く聴きます。
アダルトチルドレンの根の深さや、ご事情は様々です。
皆様が回復の為の「カウンセリングプロセス17段階」の何処で止まっているのか?
丁寧にお聴きし、あらゆるジャンルで対応いたします。

【アダルトチルドレンのカウンセリングは人生そのもの】
 


青芭の代表カウンセラーである櫻井も、元アダルトチルドレンからカウンセラーとなった経緯があります。
 


皆様と同じように、自分がアダルトチルドレンなのだと気が付いてからと言うもの、記憶喪失になっていた家族との出来事を全て思い出し、失語症となり失明しかけました。そして家族や親戚との完全絶縁。
 


その後、様々なカウンセリングやコーチングなどの書籍を読んだり、カウンセリングを受けたり講座に通ったりもしましたが、どれもこれも部分的で、多少はマシになるものの思うような効果は得られませんでした。
 


そして気が付くと、あらゆるジャンルを学びつくし、現在は精神科医や臨床心理士と事例検討を行ったり、開業しているカウンセラーや、病院勤めのカウンセラーにに教える程になっていました。
 


その経験から言える事は、アダルトチルドレンのカウンセリングは全てのジャンルが必要だという事です。
単発のジャンルのカウンセリングや講座では難しいと言う事です。

 


アダルトチルドレンのカウンセリングは、生まれる以前から今までの経緯、現在の状況の全てを整理しなければ、浅い解決となるでしょう。

【分かりやすいスマートフォンでの例え】

私たちは生きて行く為に親がよかれと思ったアプリを、物心つく前からインストールされています。
 
 
もちろん、ありがた~い役立つアプリも入ってるし、時代遅れのアプリも入ってるし
 
 
『これ、親父の趣味だろー』とか
『母親の願望や偏愛だろー』みたいな
場合によっては一生子供を苦しめる不要アプリも入っていたりする訳です(苦笑)
 
 
時代遅れアプリや不要アプリは、その存在に気がつけば消去できます!
あれ?いつの間にこんなアプリ入ってたんだ~?
これいらないじゃん!と
 
 
良かれと思って入れてもらったものは、若干は親に悪いな~と思う気持ちも湧いたりしますが、『消すぞ!』と決心してポチ!と押すだけで消去できます!
 
 
これが、認知すれば人は変わる!
決心し、行動すれば人は変わる!
と言われている仕組みです。
分かって決心して行動すれば変わるのです。
 
 
その後は容量が空きますので心が軽くなります。
その空き容量にアナタは今必要なアプリを入れる事ができますね!
快適なアプリを手に入れたアナタは、以前の不要アプリに未練はありません。
なにせ、今!快適ですからね!戻りたくないですね。
 
 
あと、まれにウイルスに感染した毒アプリも混じっている事があります!
これは少し専門家でないと消せないアプリです。
俗に言うアダルトチルドレンで中々回復できない方、生まれ持って特殊な環境で育った方などは、これが多く入っています。
 
 
3歳以前の、自分の記憶にない部分にインストールされていますから、見つけにくいのです。
脳が発達する前に(入れられた自覚がない幼児期に)入れられているので、脳の認知からは変えるのが難しいのです。


頭では分かっているのに身体が受け入れられない・・・
コレです。
 
  
毒なんでかなり体調も悪くします。
とくに世代で続く人権を侵害するような文化や、悪意のある洗脳、病的水準の高い親などの教育は要注意です。
そのままだと死ぬ事もあります。
 
 
家族全員とか会社全員が毒アプリに感染している場合もあります。
自分だけウイルスを消しても
家や会社に戻るとまた感染します(泣)
 
 
この類のものは一度外に出て意を決して、二度と戻らないか、体制を立て直した後、もっと大きな力を借りて外部から組織全体にアプローチします。


長い間、毒に侵され体力も落ちている場合は本人に決心する力、行動する力がないので、先に身体の治療が必要な場合も多いです。
 
 
あと、遺伝的な要因も軽視出来ません。
これはアプリの問題ではなくスマホ本体、パソコンならハードの問題です。上書きでは治りません。
 
 
一般の方の目に触れる事はありませんが、重度の病的水準の方達の絶望的なデータはかなりショックです。
これは超専門家の助けが必要で長期の特殊なカウンセリングが必要です。
  



【クライエントさんの話①】

先日のクライエントさんが、生半可なカウンセラーやコーチでは不可能な、病的水準の高い家族や友人に囲まれて苦しんで来院されました。
 
 
未熟なカウンセラーが言ったそうです。
全てはアナタが引き寄せている。  
無条件の愛で、何事にも感謝!
 
 
・・・・・
  
 
まぁ・・・それもそうかも知れません。
言葉自体に問題はありません。
私もその様な、原因と結果の説明をすることがあります。
しかしこれらの言葉は、あくまで一般向きです!
 
 
その様な言葉こそがクライエントを苦しめている場合があります。
 
 
全てはアナタが引き寄せている。  
無条件の愛で、何事にも感謝!
スピリチュアルカウンセラーに多いです(苦笑)
 


しかし私(櫻井)や青芭のカウンセラーは、そんな事は言いません。

何故なら、これらを完全に否定してからでないと、前へ進めないクライエントさんも沢山いるからです。
その様な方を治すジャンルのカウンセリングもあります。
私もアダルトチルドレンからの復活で経験済です。
 
 
その様なアダルトチルドレンに取って、スピリチュアル系のキラキラしてる言葉は苦しいだけです。
そんな方には、闇の部分から、裏口からのアプローチで
進めるカウンセリングもあります。
 
 
全てはアナタが引き寄せている。  
無条件の愛で、何事にも感謝!
 
 
この言葉に異常な嫌悪感を抱く方!
アナタの闇の世界を分かるカウンセラーを探して下さい。
心が沈み闇に落ちて行くのに無理にキラキラする必要はありません。
 
  
表向きは何事にも感謝!と思っていても
潜在的に拒否している方も多いはずです。
闇の深い方、闇に心が引っ張られる方! 
  
 
それでも大丈夫です!
それでもアナタの心に日は昇ります!
 
 
ただ、ちょっと覚悟がいります。
アナタが望む方向とは逆から太陽は昇ります!
沈んだ太陽は反対側から昇るんですから!
 

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【カウンセラー養成校の受講生からの質問】

『孤独感、虚無感・・・どうしたらそれが薄くなり、回復が早まりますか?』
アダルトチルドレンの受講生からの質問ですが、一般の方も孤独感、虚無感がしんどい方も多いんじゃないでしょうか?
 
 
色々な説明の仕方がありますし、孤独感、虚無感にも階層性があり、その深さは様々。
下記はごく1部分と思って読んで下さいね。
 
 
基本は成長と共に、あるいは学習とともに自己肯定感が増し、人間関係が変わりだし、ゆっくりと様々な経験が統合し、孤独感や虚無感も薄れてくるものです。
 
 
通常はゆっくりです。
しかし私が急回復したのも事実。それは何故かな?と
今一度考えて見て、アダルトチルドレンの孤独感、虚無感について、思った事を書いてみます。
 
 
 

【孤独感】
 
アダルトチルドレンが孤独なのは、ある意味当たり前ですよね。
『孤独感』と書いてはいますが、『感』ではなく、本当に『孤独』だったのです(苦笑)
 
 
アドラーは【劣等感】と【劣等性】を明確に分けています。
あくまで『感覚だけなのか?』『本当に劣等なのか?』という事です。

 
本当に生きていく上で、生命を維持する上で『劣等性』があるならば、劣等性を受け入れた上で行うジャンルのカウンセリングでなければ、いつまでも回復しません。
 
 
【劣等性】を【劣等感】だと思いこもうとしても逆に辛くなる場合が多いです。
 
 
同様に、孤独感と虚無感もこれに似ていて、本当に『感覚の問題』なのでしょうか?
恐ろしい家庭環境で育つ事もあるアダルトチルドレンです。
大変な境遇であった自分の気持ちを、誰も分かってくれなかったのです。
 
 
『孤独感』と書いてはいますが、『感』ではなく、本当に『孤独』だったのです。
これを『アナタの感じ方の問題だ!』とされたらクライエントはしんどいです。
 
 

【虚無感】
 
そして虚無感もそうです。
圧倒的に他所の家庭にあるのもが、自分の家族には足りなかったのです。
物理的にない!圧倒的に足りない!
いや、足りないと言う次元ではなく、虚無なのです。
期待も出来ないどころかエネルギーを吸いとられる側!
 
 
親の愛情が100ある家庭、70ある家庭、色々あると思いますが、「そうではなくマイナスの世界」で、なおかつ期待も出来ない。
期待をしても何度も裏切られ、やがて心は光のない闇の世界に落ちていく。
 
 
一番無条件に愛される期間に、親に殺されると感じる恐怖…
『感じ方の問題ではないのです』
 
 
その様な方達に、見かけ的に友達がいたとしても、見かけ的にそこそこ面倒見の良い人に助けられていたとしても、
1番分かって貰いたい気持ちは、なかなか理解してもらう事は難しく、やはり深い所で分かってもらった事が無いのです。
 
 
例えば、
軽度のアダルトチルドレンの場合、
『お母さんに本当は愛して欲しかった』という気持ちが眠っている場合が多く、そのフレーズを使うカウンセラーも多いのです。
 
 
『強がってお母さんが嫌い!と言っているけど・・
本当はお母さんに、もっと愛して欲しかったんだよね!』
とカウンセラーに言われて
 
 
『本当はお母さんが大好きで、もっと愛されたかったんだ~~~~!(泣)』
といって涙するアレ!です。
 
 
しかしね~~~
重度のアダルトチルドレンの場合、そんな言葉を使ったら、しらけるか悪化です(苦笑)
既に自力で抜け出たアダルトチルドレンにそんなカウンセリングしたら失笑ですよ。(昔された事あってしらけたなぁ)
 
 
親が重度の病的水準であったり、酷い虐待などをしている場合、『親の事を人間だと思っていません』
そして近所のお節介おばちゃん、学校の先生など
『親の言う事をちゃんと聞かないとダメよ!』なんて良かれと思って言ってくれる方も、同列に信用していません。
 
 
だってね、
子供を電子レンジに入れてスイッチを押そうとする親がいる訳ですよ。
ゴミ箱に逆さに入れて泣かせ、窒息死するまで待てる親がいるのですよ。
 
 
私の受講生も、親に包丁を持って追いかけられていますからね・・
他の受講生も、兄弟を親に殺されてますからね~
(家族を家族に殺されてる方って私のクライエントさんには多い)

 


小学校から帰るとママが薬物中毒で泡噴いてラリッていて、それでも親が居なくなると生きて行けないと思い、秘密にする事を強要され人間が狂っていく様を見てきていますからね。
 
 
その様な環境で育っている訳ですから、極度の人間不信です。
いや、いや、こんな言葉では生ぬるい。
人間を信じられないのではなく、この世そのものを信じられない方も多い。
 
 
その様な環境では孤独感や空虚感があるのは当たり前です。
どちらも持っている方が順当です。
誰も言ってくれないのなら私が言います!


『アナタが生きていた世界ではその感覚の方が正しい!』
 
 
私も、その世界を共有できるカウンセラーには、なかなか出会えませんでした。
もちろんカウンセリングの道に入った事で、少しなら分かってくれる方が増え、段々と信頼できる人間が増えました。
 
 
しかし・・あくまで少しです。
それは何故か?と考えると
 
 
一瞬体験しても継続的な関係ではないので、『分かってもらえた!』という経験値の量が、圧倒的に足りないのです。
そして分かって貰えただけでは「現実がまだまだ満たされない」のです。
 
 
そこに気が付き、継続的に安全で真っ当な人間関係がある場へ、所属する必要があると感じました。
(通常はこの様な場が、家族なのですが)
 
 
では、もし完全に分かってもらえた!
いつでも分かって貰える人間関係があり、家庭に代わる場にも所属したとします。
 
 
私も学びたての頃は、その様な場をいくつか持ちました。
みなさん家族の様に関わってくれました。
しかし・・・・
やはり昔ほどではないにしろ強烈な孤独感や虚無感が相変わらずある・・
 
 
さらに何故か?と考えました。
逃げずによく感じてみました。
 
 
『あ~そうか!分かって貰えただけでは自分自身が何も変わっていない・・』
誰かに求め、誰かに埋めてもらう・・
その関係では、自分自身が何も変わっていなかったのです。

 

【空腹感】
 
ちょっと話がそれますが、【空腹感】というものがありますね。
アダルトチルドレンで、満足に食事を与えてもらえない子供は、空腹感をいつも感じています。
 
 
【空腹感】と文字に起こせば【感】という字ですが、
空腹感は『空腹であると感じている』だけではありませんね!
食事を与えられない子供は、生命の危機からの渇望です。
 
 
肥満の方が、少し胃にスペースが空くと、【空腹感】で食べてしまう空腹感と、アダルトチルドレンが生命維持の為の【空腹】は似て非なる物です。
 
 
前者は『思い過ごしの感覚』として認知を変えるカウンセリングで処理しても良いかもしれませんが、後者は『本当に胃の中が空っぽで飢えている』
 
 
それを『アナタの認知の問題であり感覚の問題だ!』
『全ては自分で勝手に作り出した妄想だ!』
なんてカウンセリングを受けようものなら、そのままでは死んでしまうのです。
 
 
カウンセリングで認知を変えようが、コーチングで背中を押そうが、スピリチュアルや宗教で祈ろうが、何かのエネルギーでヒーリングをしようが、その子供は確実に死にます。
 
 
この世では物理法則もかなり強力なのです。
それを無視しての回復は難しい。
食事を与えられず保護された子供には、生命維持を軸としたサポートとカウンセリングで回復するプロセスを踏まねばなりません。
 
 
①保護される。その環境から強制的にでも抜け出る事。
②食事を与えられる。健康状態を良くする。
③無条件に話を聞いてもらい安心する。
④生命を脅かさない環境に慣れる。
※⑤以下省略
 
 
今、アナタが大人であっても、生命に関わる虐待や、生殺しの様な陰湿な精神的虐待により、心身共に闇が深い方、真っ当な発達段階を踏んでこれなかった方は、④からがやっと一般的で安全なスタート地点です。
 
 
そこから精神的にもう一度生まれ直し、回復のプロセスを歩みます。
生まれ直しの安全な環境が整い、精神的な意味で赤ちゃんと同じスタート地点から再スタートとなります。
 
 
アダルトチルドレンが孤独や虚無を解消するためには
まず圧倒的に『人から与えて貰う』
『人から孤独感、虚無感を埋めてもらう』
それも①~③の序盤は特に長期(虐待を受けた時間と同じかそれ以上に)必要です。
 
 
年齢など関係ありません。
恥ずかしいなんて言ってられません。
それが可能な生活環境を作る必要があります。
 
 
しかし…やがて次の段階に進むと
与えられたものは自分の力では維持もできない。
足りなくなると、また誰かに埋めてもらわなければ苦しくなるのです。(ここで占や宗教やスピなど、何かしらの依存になりやすい)
 
 
私はそれに気が付いてから、自分が例え満たされなくても
『自分で生み出す側に成ろう、必要な人に与える側になろう』
『神(誰か)に救いを求めるのではなく、自分がやろう!』
そう決意しました。
 
 
これ!無茶苦茶、酷な話ですよ。
自分がまだ回復してないのに、満たされてないのに与える側になるって。
しかし、この与える側の視点で生きた時に、何もかもが転化するのではないかと思うのです。
 
 
私(櫻井)もつい7年前、赤ちゃんから生まれ直しました。
孤独感、虚無感は依然ありますが、その中で泳ぐ事も覚えました。
孤独感、虚無感のお得な使い方も覚えました。
 
 
そのお陰か、私のクライエントさんや、カウンセラー養成校の受講生は、アダルトチルドレンが多く、皆さん心底腑に落とすように、一生懸命学ばれています。
乗り越えればアダルトチルドレンは、実体験を基にした深い理解となり強いです!


「これさえやればOK」という世界ではありませんが、私の電子書籍にも書かせて頂いた17段階のプロセスを丁寧に踏み、やがてはその経験も「宝」になると思います。

 
 
命懸けの体験をしたのですから、是非それを活かした人生の物語に転化させ、一歩ずつ幸せになって頂きたいと願っています。

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